


「Spansion」という社名を聞いて、どんなイメージが湧くでしょうか。グローバル企業、チャレンジ、先進性――、しかし何よりも真っ先に「安心できる信頼のブランド」というイメージを抱いてもらうこと。それを目指して品質統括部は日々、様々な製造プロセスやデバイス設計の改善に取り組んでいます。
とりわけ近年は、企業における規律ある成長が求められており、製品の安全性や品質・信頼性の確保は、メーカーが果たさなければならない社会的責任です。品質統括部では、設計から始まる開発工程で問題点を素早く発見し、的確に対応できる体制を構築。すべての開発・製造事業所は、品質や環境などの各種マネジメントシステム(ISO/TS 16949:2002、ISO9001:2000、ISO14001)を認証取得しており、品質をはじめとするあらゆる領域で高い管理レベルを達成しています。
ただ、デザインルールの微細化が進展すると同時に、市場からの要求仕様はますます高度化。わずかなプロセス上のゆらぎなどが品質に大きな影響を与えやすくなっていないか、いかに素早く解決策を見出し、根絶、再発防止するか、が課題。膨大な工程のなかでどこに不具合の原因があるのか、ウェーハ・プロセスか設計か、それとも後工程か・・・。たとえば、限られた時間のなかで、調査結果に基づいて問題点を絞込み、優先順位をつけます。10個ある問題をまずは5個に減らし、さらにそれを限りなくゼロに近づけていきます。そのうえで、二重三重の再発防止策を立案、その効果の検証を行い、品質・信頼性向上のノウハウを蓄積していきます。
原因解析にはさまざまなツールやシステムを活用します。一例を挙げると、DA(Device Analysis:デバイス解析)」や、「CCAR(Customer Corrective Action Request:お客様によって発見された問題に対する是正処置システム)」などです。これらを駆使して体系的に原因を究明します。量産開始前の評価や出荷後の顧客対応では、プロダクトエンジニアなどの関係部門と連携・リードして高い品質・信頼性を確保します。