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設備エンジニア 職種について

設備の性能を高め、スループット、製品の歩留りや品質を向上させる

フラッシュメモリの品質や量産性は、それを作り出す製造設備の性能に大きく左右されます。よい設備は、高付加価値の製品を作るうえでは欠かせず、Spansion Japanでも積極的な設備投資を進めています。しかし、購入した設備は、導入直後からすぐに使えるものでも、永続的な安定動作を保証されたものでもありません。先進的な設備を上手に使いこなせる技術力がなければ、よい製品は作れず、「宝の持ち腐れ」となります。
設備エンジニアは、フラッシュメモリを製造する設備の仕様決定、導入・立ち上げ、保守・管理、改良・改善を担当する技術者です。F1チームにたとえると、F1マシンを支えるメカニックやピットクルーにあたります。
新規導入設備の仕様検討や性能評価に際しては、知識や経験にもとづく各種提案を行います。
導入後は初期不安定性を修正し、安定稼動状態になるべく早期に移行させるのがミッション。量産立ち上げ時には設備の“ならし運転”を行い、最短で設備の能力を最適な状態まで持っていきます。商品サイクルが短期化する傾向のなか、設備の更新および新技術の導入スピードは極めて速く、設備エンジニアは常に先端的な知識と経験を養うことを求められています。
稼動後は不具合が起きないように、パーツやユニットの性能監視や改善を継続実施します。症状を見て原因をいち早く切り分け、未然に保守。さらに真因までを掘り下げ、再発を防止することが大切な仕事です。
設備の経年劣化や性能の陳腐化に対しては、改造や改良などの技術力で乗り越えます。設備に秘められたポテンシャルを引き出して競争力の高い製品を生み出し、投資対効果を高めるのも技術者としての腕の見せ所なのです。
課題としては、パーティクルの削減による歩留りの向上や、メンテナンスコスト削減によるウェーハの製造原価削減があります。200mm径ウェーハ製造ラインでは、コスト削減や改良・改善を中心に進め、300mmラインでは安定稼動に向け、200mmラインで蓄積したノウハウを移植すべく、次世代製品の安定量産に挑戦しています。